個性は表裏一体。

50歳にして初めて保育士にチャレンジしたねずママです。

2021年に保育士試験に合格、昨年春から私立保育園で働き始めました。

 

子どもたちを見ていると、その子の個性や特性と言われるものは、場面によって長所にもなるし短所にもなるなぁと思います。

 

例えば、言葉が上手に使えて大人ともスムーズにコミュニケーションが取れるAちゃんという子がいます。

 

彼女は、他の子の対応をしている私の横に来て「これ、ちょっと預かってて」と言ってスッとおもちゃを押し付け去って行きました。

 

私は他の子の対応が終わり、訳もわからず預かったおもちゃを持ってAちゃんを見ると、ちょうど給食に入るところでした。

 

「はは〜ん、給食の後もおもちゃを使いたくて私に預けたな😅」

 

本来みんなのおもちゃなのだから、お片付けして他の子も使えるようにすることがルールです。

 

それを彼女は頭を働かせて、断れない状況である私を利用したわけです😅

 

これは賢いとも言えるし、ズル賢いとも言えますww

 

また別の例では、天真爛漫でいつもニコニコ、お友達と関わるのが大好きなBくんがいます。

 

彼はニコニコしながらお友達のおもちゃを取ってしまい、いつもトラブルになりがちです。

またお昼寝時間が短く、みんなより早く起きると、大声で話したり笑ったりしてみんなを起こしてしまいます。

 

個性が良く働く時と、悪く働く時があって、彼らは同じことをしているのに褒められる時と叱られる時がある訳です。

 

まだ幼い子どもにとっては、悪く働いた時に叱りすぎてしまうと、言葉を喋らなくなってしまったり、ニコニコがなくなってしまったりと、せっかくの個性に蓋をしてしまう可能性があります。

 

私はたくさんの蓋を持っている大人にはなって欲しくないと常々思っています。

その蓋を取るのがいかに大変かを身をもって知っているからです。

 

だから、良く働いた時の個性は大げさなくらい褒めることにしています。

そして悪く働いた時には、叱るのではなく説明をするように努めています。

まだまだうまく説明ができないこともありますが🤣

 

朗らかで伸びやかな毎日を♪