叱らない保育。

50歳にして無謀にも保育士デビューした、ねずママです♪

昨年保育士試験に合格し、この春から私立の保育園で働き始めました。

 

最近子どもたちも私を覚えてくれて、朝もみんなが挨拶に来てくれたり、近くに行くと喜んでくれるようになりました。中には抱っこをせがむ子、オムツを変えて欲しがる子も多いです😊

子どもたちが担当の先生ではなく、私のところにやってくるのは、ズバリ「怒らないから」😅

 

担当の先生は、お友達を怪我させたり、やってはいけないことをしたりするとちゃんとしっかり叱ります。

1歳でもちゃんと言い聞かせるのです。

 

私は基本よほどのことがない限り叱りません。

もちろん甘やかしているわけではありません。

なぜならその子が悪いのではなく、環境調整ができていなかった、と思うからです。

 

環境を整えてあげられなかったことを、むしろその子に謝りたいくらいなのです。

 

机の上に登ってしまったり、出てはいけない所から出てしまったり、そうなる予測ができるならそういう環境にしなければいいと思うわけです。

また、1歳の言葉がまだ出ない子が嫌なことがあった時、体で表現する、つまりお友達を叩いたり、つねったりするのは仕方のないことのように思います。

よほど危険なことをした場合は、短く「ダメ❗️」で終わればいいと思うのです。

 

しかし大抵は、今ここで悪いことを判らせておかないとクセになったり、エスカレートすると思われてしまうので、長いお叱りに繋がっていきます。

 

そうすると当然子どもは、叱られる人より叱らない人に集まってしまう。

 

叱る人は、子どもが離れていくわけですから、損な気持ちになっているかもしれません。

 

まだまだそのあたりのことを日々の保育に追われてちゃんと話せていないのが歯がゆいところです。

 

叱り続けていると子どもはあっという間に慣れて、言うことを聞かなくなります。何より保育者は疲弊しますし、どんどん叱り方が激しくなり、負のループに陥ります。

 

気づいた時には、子どもの心に取り返しの傷を負わせることになってしまうのです。

 

「叱らない保育」と「甘やかす保育」は違うということをわかってもらえたらいいな😌

 

朗らかで伸びやかな毎日を♪