子育てと家事と仕事とジレンマと。

50歳からの第3のライフステージで保育士デビューしたねずママです。

昨年保育士試験に合格し、この春から私立の保育園で働き始めました。

 

隣のクラスで年子の赤ちゃんを育てながら働いているパートの先生が、ここ数ヶ月、お子さんやご家族の病気やコロナ感染でたびたびお休みされています。

 

ご自分もコロナに感染したりして体調が戻っていないのに、休みが明けて来るたびに周りの人に謝り倒しています。

でもまた別の原因でお休みになる…というのをこの数ヶ月繰り返しています。

けっしてご自身の過失ではないことをチームのメンバーも分かってはいるものの、当然仕事に支障が出るのでため息が漏れる状況です。

 

また別の話ですが、クラスの子が急遽退園するとのことで、理由を聞いてみると、お母さんが仕事と育児のバランスが取れず、悩んで仕事を辞めることにした、というのです。

 

この2つのケースを見て、お母さんが働くには、何度も目の前に立ちはだかる障害を乗り越えて成り立つものなんだなぁと改めて思います。

 

私自身も、子どもを1歳から預けてパートをしていましたが、思い返すだけで地獄😩

 

私の場合は働くことが好きで、働いていないと自分の価値を感じられなかったし、特殊な家庭環境であまり家に居たくなったこともあって子どもを預けて仕事をしていました🥲

 

しかし朝の8時に家を出て、夜7時近くに帰ってからご飯作って、子どもたちの面倒を見て、寝た後に帰ってくる夫の世話もして、という生活に無理がないわけありません。

 

休みがちな先生や仕事を辞めたお母さんもそうかもしれませんが、私も自分のわがままで子どもを犠牲にしているんじゃないかと何度泣いたことか。

 

だからキャリアを諦めていく人を目の前にすると、気持ちがわかりすぎるだけに、気安く頑張れとも、諦めても仕方ないよ、とも言えず、何とも哀しい気持ちになります。

 

子どもは一人もしくは夫婦だけで育てるもんじゃないって、社会全体が本気思わなければ、いつまでも経っても女性のキャリアは特別な人だけが手に入れるものになるでしょう。

少子化なんて止まるわけありません。

 

自分が生きているうちに、お母さんたちがみんな元気に笑って、鼻唄が自然に出るような世の中になったらいいな☺️

 

朗らかで伸びやかな毎日を♪