園バス内閉じ込め事故で思うこと。

50歳からの第3のライフステージで保育士デビューしたねずママです。

昨年保育士試験に合格し、この春から私立の保育園で働き始めました。

 

先日またもや園バスに3歳の子どもが閉じ込められたまま亡くなる痛ましい事故が報じられました。

 

また、行方不明の2歳の男の子が海で遺体で発見されたというニュースも。

 

いずれも管理責任を問われる事故だと思います。

 

私も保育現場に身を置いている一人として、改めて気を引き締め直しています。

 

しかし、日々子どもたちと関わっている中で思うことは、一人で5-6人の子どもを保育していると、1ー2歳の子でも一瞬の隙に場所を移動していることが当たり前にあるということ。

「あれ⁉️どこいった‼️」は日常茶飯事であるということ。

そしてトラブルや危険も一瞬で起こるということ。

無責任、責任逃れだと言われるのかもしれませんが。

 

今回の事件でも一番近くにいたはずの保護者や管理者は、おそらく周りからも世間からも心無い言葉で責められているのでしょう。

 

心無い言葉で責めている人は、乳幼児養育に関わったことのない人なのかもしれません。

 

当事者の方たちの苦しみたるやいかばかりかと、胸が締め付けられる気持ちです。

 

どうか一番近くにいた人だけが責任を感じることにならないように、そこに関わった全ての人たちの問題として、これからどうケアやサポートがなされるべきかを検討されることを願います。

 

子どもは親だけ、家族だけ、養育施設だけで育てるものではありません。

社会全体や大人全体が、みんなでみんなを育てる仕組みが構築されるよう心から望みます。

 

朗らかで伸びやかな毎日を♪