自分で考えて、自分の意見を持つ。

50歳からの第3のライフステージで保育士デビューしたねずママです。

昨年保育士試験に合格し、この春から私立の保育園で働き始めました。

 

私は子どもの頃から新聞を読む習慣があって、テレビ局にも長く勤めていたので、時事問題やニュースにはとても興味があります。

 

今朝は、20代の息子が母親に暴力を振るって逮捕された事件を新聞で読みました。

ニュースは事実ばかりが報道されるわけではないけど、色々な情報を聞いて自分にそれが起きたらどうするか、自分だったらどんな気持ちになるのかを考えます。

 

我が子を通報しなければいけなかった母親の苦悩。

長年支配し続けられていたかもしれない息子の苦悩。

一つの事件から様々な憶測ができます。

 

でもいつも思うのです。

大抵のトラブルはどちらにも言い分があり、正義があるということ。

事件で言えば、たとえ許されない罪を犯しても加害者にもそうならざるを得ない環境があったかもしれないということ。

(とはいえ罪を犯したら当然償う必要があります)

 

当事者には当事者の語り尽くせない事情があるのだろうと思います。

 

だから安易に「ひどい息子だ!」「可哀想な母親だ」とも言えないのです。

 

もしも息子に暴力を振るわれたら私ならどうするか。

考えただけでもゾッとします。

 

そうならないために、今日たった今から息子たちとどう接するか、どんな関係を築くかを考える。

 

そういう学びがあるから、世の中に起きるニュースを見ることが楽しいし、必要だと思うのです。

 

いつもなるたけ広い視野を持ち、起きたことに対する意見を考える。

でもその考えを人には押し付けない。

そして、自分とは異なる意見、考え、主張のある人がいる、ということを認めることが大切。

 

こういうのが自分の信条ということなのかな。

 

朗らかで伸びやかな毎日を♪