すべては環境調整に尽きる。

50歳にして初めて保育士にチャレンジしたねずママです。

2021年に保育士試験に合格、翌年春から私立保育園で働き始めました。

 

今日は、今感じている保育業界の問題をちょっと真面目に語ろうと思います😅

 

成長する企業というのは、階層別の社内研修や人材教育が定期的に行われ、適性を見極めた人材配置と適切な担務分けがなされている会社だと思います。

 

しかし今勤めている園は、御多分に洩れず、人手不足、、、。

業務量と勤務人数が見合わないだけでなく、業務配分がいびつだなぁと感じるようになってきました。

なんでこんな偉い人がやらなくてもいい仕事してるの?とか、

パートなのにこんなにも責任を問われる仕事するの?とか

できる1人に業務が集中しすぎていない?などなど。

 

そういう歪みから、経験豊かで優秀な人から辞めてしまい、経験も浅いうちから研修や教育を受けないままリーダー職を任されてしまうケースがよくあるとわかりました。

 

そうなると、責任の重大さに耐えきれず突然休職する人、心身を病む人、部下にパワハラやフキハラを行う人が出てきて当然。

 

少なくとも会社の中枢は、若く優秀な人材が複数辞めていく状況が起こったら、真摯に反省して分析して改善するべき。

 

保育士の心身が健全に保たれる業務や環境を充分整えられなければ、人材流出と不適切保育はいつまで経ってもなくならないのです。

 

大人が楽しそうに心地よく元気よく働いている職場だからこそ、子どもも健全に育まれるのです。

考えてみれば当たり前のことでしょ‼️

 

私は、今問題になっている威圧的な保育、指示的保育、大人の都合に合わせる保育が、のちの小学校の学級崩壊、不登校、不適切教育を生んでいると思います。

 

乳幼児保育を真剣に見直さなければ、日本の未来はない❗️のです。

 

ついつい熱くなってしまいましたが、、、🤣

 

朗らかで伸びやかな毎日を♪

1歳児クラス担当の醍醐味。

50歳にして初めて保育士にチャレンジしたねずママです。

2021年に保育士試験に合格、翌年春から私立保育園で働き始めました。

 

昨年に引き続き、1歳児クラスに入っています。

1歳から2歳の成長は、日々凄まじいぃ😵‍💫

1人の子を見ていても、ある日突然立ち上がる、言葉を発する、表情や行動のバリエーションが広がっていく!

 

それが今は20人。

みんなスタートも違って、1人として同じことがない。

昨日まで黙って微笑んでた子が、今日になって突然イヤイヤする。

じーっと1人で遊んでいた子が、ふらっとお友だちの輪に入っていく。

動きが豊かになっていくのは見ていて新鮮でワクワクします❤️

 

そしてこの時期は「親ではない大人」を知り、親のように信用できるかどうかを判断する時期とも言えます。

 

だから様々な大人に優しく包まれ、快適にしてもらい、要求を叶えてもらう体験をいっぱいすることが乳児期には一番大事だと思うのです。

 

まだ言葉を発しない子も多いのですが、「この人は自分の味方」

「信用できる人」

と判断できれば、体を思いっきり委ねて来たり、笑いかけて来たり、甘えたりしてきます☺️

 

こういう経験をたくさん積むことで、良好な人間関係の礎を築いていくんだと思います。

 

この時期の子に対して、言葉で長々叱ったり、怖い表情で睨みつけたり、体を無理に押したり引いたりすることは、人への信用をなくし、人に失望し、人に頼らなくなる芽ができてしまうと思います。

 

「そんなこと言ってたら集団行動できない」

「甘やかしてしまう」

「問題行動が増える」

などと言う人がいますが、子どもは大人の都合を優先させていることをちゃーんとお見通しだ思うのです。

 

子どもだからといってけっして軽んじてはいけません。

 

良い先生はいつも笑顔の子どもたちに囲まれています。

それが答えなのです。

 

私はようやく1歳児クラスに入れたことをとてもラッキーだと思えるようになりました😃

 

まだまだ学ぶことばかりですが、年度末まで頑張るぞ💪

 

朗らかで伸びやかな毎日を♪

毒思考の逃げ道を作っておく。

50歳にして初めて保育士にチャレンジしたねずママです。

2021年に保育士試験に合格、翌年春から私立保育園で働き始めました。

 

知らず知らずのうちに、身近な人間関係のことをつらつらと考えていたり、気づくといつも同じネガティブなことを思い起こしていることってありませんか?

 

「なに、あのキツい言い方💢」

「あの人たちめっちゃ悪口言ってたなぁ」

「あれって私が悪いってこと!?」

「この先どうしたらいいんだろう」

「あの時、ああ言えば良かったな…」

 

はっきり言って考えたってどうしようもないこと。

考えてるだけで気分が沈み、体調まで悪くなりそうな気がしてきます😢

それはきっと気のせいではないと思うのです。

 

そういうどうでもいい腐った思考で脳が埋め尽くされると、次第に眠れなくなったり、食欲が無くなったり、痛みが強く感じたり、体に不調をきたします。

「病は気から」とはよく言ったものです。

 

だからいかにそういう思考の毒☠️から逃げるかが大事だと、歳を重ねるにつれ判るようになってきました。

 

音楽を聴く、本を読む、体を動かす、映画を見る、製作する、ペットと触れ合うetc.

 

日頃から無心になれる何かをたくさん作っておくと、選択肢が増えていろんな場面に対応できます。

 

そのためには自分が何をしたら喜ぶのか、ちゃんと知っておくことも大切。

 

なんかこれ、前にも書いたことがあるような気がするな…

 

でも人ってすぐに忘れるし、不調は無意識の中でじわりと忍び寄ってくるから🥷、何度も何度も書いて、心にピン留め📍しておこう❗️

 

朗らかで伸びやかな毎日を♪

保育観や生育歴のぶつかり合い。

50歳にして初めて保育士にチャレンジしたねずママです。

2021年に保育士試験に合格、翌年春から私立保育園で働き始めました。

 

最近、休憩中に職員同士の会話が耳に入る余裕が出来てきました🤣

ホントはあんまり聞きたくないけど😭

 

「〇〇先生は子どもを構いすぎ。あれじゃ子どもが甘えて成長できなくなっちゃう」

「すぐ抱っこしたりさぁ」

「話を延々聴いてて、時間の無駄だって」

「しわ寄せがこっちに来るんだから勘弁だよ」💢💢

 

保育は「チーム仕事」。

それが根幹にあるから、チームの輪や業務進行を妨げる人を攻撃したり排除しようとしたりする人が現れます。

 

日本は昔から、集団を強くしたり仕事を早く効率的に進めるために、そこに適応しない人を容赦なく排除するのが文化としてあるように思います。

 

適応しない人を適応できるように教育したり指導したりするのは、膨大な労力と時間がかかるためです。

 

しかし、それが学校、会社、社会においていじめが生じる構造になっているんじゃないかなぁと思います。

 

最近気づいたのは、保育という業界は、保育に対する考え方ややり方、それまでの育ち方が個々に違って、小中学校のように決まったカリキュラムが細かくあるわけではないので、保育士同士の意見ややり方のズレや食い違いが生じやすいなぁということ。

子どもの成長ポイントをどこと見るかも人によって違うから、支援のタイミングや方法の意見がぶつかることも多いのです。

 

それぞれに自分なりの正義があって、中には「子供のため」という大義名分で自分の欲求を満たしたり感情を発散させる人がいたりするからなお厄介。

 

ベテランで声の大きい強いタイプの人が上に立ち、自分の考えだけで場を支配している園も少なくないと聞きます。

そりゃあ若かったり経験の浅い人は黙って従うか、辞めるかしかなくなってしまいます。

 

保育業界の人間関係の難しさや離職率の高さはこういうことから来るのかとようやくわかって来た今日この頃です🤣

 

ぶつかり合うのではなく、風通し良く話し合って擦り合わせること。

排除するのではなく、違いを認めてそれぞれの得意な分野で人を活かすこと。

 

それってそんなに理想論かなぁ?

 

それができた保育園は、子どもたちが心身ともに健康に成長するし、事故など起こらないし、ましてや人も辞めていかないでしょ。

 

人を育てるって本当に素晴らしい仕事だと、日々逞しく、驚くべき成長を見せてくれる子どもたちから感じています☺️

 

朗らかで伸びやかな毎日を♪

70代母とその友人の会話。

50歳にして初めて保育士にチャレンジしたねずママです。

2021年に保育士試験に合格、翌年春から私立保育園で働き始めました。

 

先日、母と母の友人の三人でランチをしました。

 

友人「うちの孫、短大で幼稚園の先生の免許を取るらしいのよ。今、不適切保育の事件で、子どもを叱ることもできないんですって」

 

母「叱らなかったら言うこと聞かない子ばかりになっちゃってめちゃくちゃになるわよ。

昔は怖い先生がいて、ゲンコツくらって、物事の良し悪しを覚えたんだから」

 

友人「今そんなことしたら、すぐに親が怒鳴り込んできて大変な問題になるわよ」

 

母「でも、怖い存在があるからこそ自制心が芽生えたり、悪い道に外れないようになるんじゃない?

今は叱られてないからみんな自分勝手になって、働かない子とか結婚しない子とかばっかりになっちゃうのよ。

日本の未来どうなっちゃうのかしらね」

 

これ、おもに70代以上の方たちの間にあるあるの会話のように私は思います😅

 

その親たちに育てられた40-50代の私でさえ、「人は叱られて成長するんだ」という幻想を持つ同世代にたくさん出会いました。

 

40代以上と言ったら、日本の人口のかなりの部分を占めていて、完全に日本社会を動かしている層です。

 

こんな風に「大人は偉くて経験を積んでいるのだから、未熟な子どもは大人の言う通り、たとえ叱られても文句言わずに従うべき」

「その時嫌な思いをしても、我慢すれば成功したり良い大人になれる」

なんて社会通念が蔓延ってるなら、

そりゃあ少子化なんて止まりようがないし、不登校や引きこもりも増えるし、拗らせて凄惨な事件を起こしてしまったりする人も出てくるよなぁ…と思います。

 

何より優秀で健全な子は、どんどん海外へと飛び立ってしまうでしょう。

 

母たちの会話を聞きながら、私のやろうとしている保育はまだまだ少数派で、道のりが険しく遠いなぁとため息がでました😮‍💨

 

叱り続けることにはほとんど意味がない、むしろ弊害が大きいなんて言っても全く通じない人が山ほどいて、その人たちが孫の面倒を見ながら今回のように何気ない日常会話を通じて悪気なく子どもに刷り込んでいく。

それが今は虐待になり得るということも知らずに。

 

これじゃあ若い人の中に不適切保育や不適切指導という名の虐待をする人がいても不思議じゃないはずだな。

これは一筋縄ではいかないぞ…😣

 

それでも。

朗らかで伸びやかな毎日を♪

自分でチョイスができるかどうか。

50歳にして初めて保育士にチャレンジしたねずママです。

2021年に保育士試験に合格、翌年春から私立保育園で働き始めました。

 

私は息子たちに、学校で良い成績を取りなさいとは一度も言ったことがありません。

もちろん良い点をとって、息子が誇らしげにしていれば手放しで褒めちぎりますが😆

 

しかし、勉強ができるからといってその後の人生を幸せに生きていけるかどうかは別問題だと思っているからです。

 

私は息子たちには勉強ができるよりも、

 

人に明るく挨拶ができる、

困っている人を助けられる、

困ったことを人に言える、

感謝が素直に伝えられる、

大切な人がいなくなった時涙して悲しむ、

好きなことがたくさんある、

 

そんな人になってもらえたらなぁと願っています😊

 

おそらくこの先の人生、学校のように答えがある問題よりも、自分で決めなければいけない問題に直面するでしょう。

 

どんな仕事に就きたいか。

誰と結婚するか。

子どもを持つか。

どこに住むか。

どんな人を信用するか。etc

 

それらはすべて最終的に自分で答えを決めて、責任を持つ必要があります。

学校の勉強しかして来ないと、きっとどこかにあるはずの正解を探し続け、自分では決められず、フラフラと人の意見に流されたり、何かに依存したり。

本当に自分に必要なものを見失い、決めた後もこれで良かったのかと道に迷い続けることになりかねません。

 

自分が何がしたいのか、

何が好きなのか、

どんな状態が心地いいのか、

それを知っているのと知らないのとでは人生の豊かさが大きく違うと私は思っています。

人の顔色を見てしか決められないのでは、結果を人のせいにすることになり、一生幸せを感じられないでしょう。

 

だから子どもたちには、事あるごとに、

「どっちが好き?」

「どのおもちゃで遊びたい?」

「どの遊具が楽しい?」

などとたくさん質問しています👂

1歳2歳であっても「こっち!」「すべり台!」とか即答できる子もたくさんいます。

大人はけっしてそれを否定しないこと。

大人の言葉で子どもたちは簡単に自信をなくしてしまうからです。

 

幼いうちから自分でチョイスする練習をする。

きっと将来の役立つと信じています☺️

 

朗らかで伸びやかな毎日を♪

ヘルプがちゃんと出せること。

50歳にして初めて保育士にチャレンジしたねずママです。

2021年に保育士試験に合格、翌年春から私立保育園で働き始めました。

 

長くおうちでパパやママと過ごしたゴールデンウィーク明けは、また環境に慣れるまでに時間がかかる子どもたちがいます。

 

給食を嫌がったり、お昼寝ができなかったり、遊び方がわからなくなったり、泣き続ける子もいます🥲

 

でもほとんどの子どもたちは逞しい‼️

あっという間に感覚を取り戻していきます💪

 

とにかく1歳から2歳の時期というのは、爆発的な心や体の変化を日々起こします。

 

突然立ち上がる。

喋り始める。

自分でやりたがる。

お友達に興味を持つ。

次にやることが分かるようになる。etc

 

もちろん一人一人その変化の起こる度合いやタイミングは違います。

 

だからよーく観察し、その子がちょっと頑張ればできることを少しお手伝いして、発達を促すよういつも心がけています。

 

そして私が最も大切だと思うこと。

それは、子どもたちが躊躇することなく大人を信頼して「手伝って」というヘルプを表情や身振り、言葉で出せること。

そこをしっかり教えていきます。

 

私は子どもの頃から、長女としての育て方の影響なのか、「自分のことは自分で考えてやる」ことが当たり前と思って生きてきました。

だから人にヘルプを出すということが長らくできずにいました。

 

でもそれはとても孤独で辛い状況を作り出してしまいます。

全部一人で抱え込むのではなく、助けて欲しい時にはちゃんと然るべき人に助けを求めることが、すなわち自分の心や体を大切にすることなのだと、ようやくこの歳にして理解ができました。

 

もちろん自分でしっかり考えて頑張ることも大切かもしれません。

でも考えすぎて頑張りすぎて、自分が壊れたら元も子もないのです。

必要ならどんどん人に助けを求めればいい。

 

子育ても同じ。

自分1人で子どもが育てられるなんていう過信をしてはいけないのです。

 

あくまで持論なのですが。

神様は男女がいて初めて子どもが産まれるように人間を創りました。

男女でなくてもいい、常時2人以上が1人の子どもの育児には関わっていることが必要だと私は思います。

もちろん多ければ多いに越したことはないのですが。

だからワンオペ育児なんてもってのほか❗️

そんな社会だから、少子化になるんだよっ💢といつも心で毒づいている私です😅

 

子どものうちから、信頼できる人に遠慮なく助けを求めることを覚えていけば、人生で困り果てたりすることが少なくなるだろうと思いながら奮闘の毎日です😊

 

朗らかで伸びやかな毎日を♪