「今日もいい子でした」にモヤモヤ。

50歳にして無謀にも保育士デビューした、ねずママです♪

 

昨年保育士試験に合格し、この春から私立の保育園で働き始めました。

 

子供のお迎えの時に、担当保育士が保護者に今日の様子を簡単にお話しています。

 

今日はこんなことをして遊んだとか、こんなことを言ったとか、うんちが何回出ましたとか、様々です。

 

私は担当を持っていないので分かりませんが、大抵の場合は、良かったことやできたことを中心にお話しするようです。

 

しかし先日、常習的に他の子に怪我を負わせるある子について、保育士全員がいつも監視状態なのですが、実際に怪我をさせてしまった日も「元気でいい子に過ごせました」との報告がされていました。

 

たしかに本当のことを洗いざらい話す必要はないとは思います。

相手の子の顔は傷になっていても病院に行くようなものではないし、ネガティブなことを伝えれば親御さんは心配したり、何故止めてくれなかったのかと監督責任を問われる場合もあるからです。

そのうちその子も他害も収まるかもしれません。

 

そもそもお迎えの時は立ち話で、保護者も早く帰りたがっている場合が多いので、長く引き留めることもできません。

 

ただうちの息子のことを思い出してしまいました。

 

息子も保育園では何も言われませんでした。

しかし、小学校に上がった途端、先生からの話でトラブルを連日報告されました。

保育園では何にも問題なかったのに、、、?と思っていましたが、その後息子は自閉スペクトラム症との診断を受けました。

おそらく息子は保育園でも相当トラブルがあったはずなのです。

 

しかし、保育士の先生たちは皆共感的で受容的なので、何か問題が起きたとしても基本的にはその子に寄り添い、その場を収めます。

 

それはとてもありがたかったのですが、小学校ではそうはいかない場合が多いので、親としてはもう少し心の準備がしておきたかったなぁと思ったのです。

 

ただ、私はたまたま小学校にも勤めてしましたが、保育士さんは小学校の様子をあまりご存知ないし、下手なことは言えないかもしれません。

 

そこの連携が親も含めて年長時にしっかりできたらいいなぁと思いました。

 

朗らかで伸びやかな毎日を♪